[おことわり(余談)]
街もネットも、ブラックフライデーたけなわですね。不肖私もアマゾンアソシエイトになりたくて*1全力を尽くして有意な件数の適格売り上げを達成せねばならないぎりぎりのタイミングなのですがやはりというか、またもやうかうかと過ごしています。
そして気付いたのですが、Keepaの価格履歴グラフという拡張機能をご存じでしょうか。
keepa.comこちらのサイトからご利用のブラウザに適合するものを選ぶと、アマゾンの商品ページにその商品価格履歴が表示されます。驚いたのは、ブラックフライデー中だからといって安くなっている商品ばかりでなく、むしろ阿漕に高騰している商品もあると言うことです*2。Keepaの価格履歴グラフを利用するか否かについてはご自身の判断を能く用い、引き続きたのしく割の良いお買い物をお楽しみ下さいませ*3。
閑話休題。
オミクロン株
VOC(懸念される変異株)として南アフリカに現れたとされたオミクロン株が、オランダ、ベルギー、英国、そして鉄壁のオーストラリアにまでも瞬く間に飛び火し、日本は比較的迅速に水際対策を打ったものの、全国に拡がっていくのも時間の問題だろう。
良い知らせは、オミクロン株に有効なワクチン開発が製薬各社にてすでに進捗しているということだ。mRNA技術は素晴らしい。状況は刻々変わる。なんにせよウィズ・コロナの世界はぼんやりさんにとって誠に以て目まぐるしい。
SARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)について(第2報)
:NIID国立感染症研究所
ワクチン接種の葛藤
2021年11月末現在、日本のCOVID-19対策のワクチン接種率は80%に迫る。ワクチン未接種の人々は、体質その他の如何ともしがたい事情がある人か、もしくは固い信条を以て「打って堪るか!」と構えている人だろう。それぞれにその人なりのウィズ・コロナの生き方がある。わたしはといえば宗旨替えをした。
是々非々で宗旨替え
コロナ禍より前の私は個人の事情で予防接種はしない派で通してきた。今回のワクチン接種について、それはそれは悩んで考え抜いた。最終的にはバンジージャンプのような心持ちだったが、それなりに頭の整理はした。
- リスクアセスメント>最終的には「目をつぶって飛ぶ!」ってなった。詳しくは書けないが医者の話を相当つぶさに聞いた。
- 状況を理解する>これからはずっとウィズ・コロナなんだな、と見切る。複数の医師、医療従事者、その他のソースにあたってリサーチした。
- じゃあ、ベストチョイスは?>行動の自由度がより高い未来を選んだ。未接種のままでは日本国内どころか世界中で行動制限がかかる。そしてファイザーを選んだ。個人の判断で、医師たちの情報を主として参考にした。
ワクチンは打たない派という自分で作ったくびきにしがみつかなくてもいい。その時の状況でもっと自由に決めていいということの身軽さを知った。いまもインフルエンザのワクチン接種はしない派だ。でも時には堂々巡りのループを断つ自由も行使していいんだ。
ウイルスは消えない。弱体化していく可能性はある。でも消えない。そんな魔法はない。COVID-19も、インフルエンザも、その他のウイルスも等しく変化していくイキモノだ。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
これは随分前に買った本だけれど、ものの見方がすっきりする。清涼感の味わえる本だった。
もしもあなたが積ん読気味ならば「聞く読書」もいいかもしれない。今ならこの『FACTFULNESS』が¥0だ。
幸せのゲージ
コロナ禍にはいろいろ考えさせられる。価値観やら生き方やらもすっかり変えざるを得ないほどに世界は変化したと思うし、これからも加速を付けて変わっていくだろう。何もかも思うに任せない?我が身の振りかたくらいは自分で決めたいでしょう?今の自分の有りようは自分じゃない誰かに決めてもらった?誰かのせい?こんなはずじゃなかった? じゃ、これからは?
結局人生は自分ではどうしようもない方向へ転がっていくものだから、そういうなかで幾つ自分自身が決定したものがあるか、その回数が幸せの度合いを決めると今では思っている。ワクチンだけじゃない。日々のくらしのなかで自分が選び取るという行為の一つひとつが己の幸せのゲージを動かす。
いい大人が英文法の勉強なんて恥ずかしいなと思っていたけれど、恥ずかしいより楽しいなあを選ぶことにした。ちょこちょこつまみ食いのように読んで回って、ふーん、へーってなってる。
そういえば、Kindle書籍でも期間限定で値下げ*4になっている良書が散見される。
こちらなど、温泉で温もるような心持ちで最所フミ女史の矜持に浸ってふくふくする。懐のほうもお徳でふくふく。