今夜、私がいただくのは
スーパーのチルドコーナーへ行くと、流水麺の蕎麦だけ売り切れていた。そうめんは残っているのに。9月に入った途端に夜気が秋!と思ったものの、昼間の酷暑はまだまだ続く。こんな時こそ冷たい蕎麦を食したい。火を使わずに、つるつるっと美味しい蕎麦を食べたい。誰しも考える事は一緒なんだな。
揚げ玉と温泉卵、ミョウガを買って帰った。ウチの冷蔵庫には常備品の蕎麦があるから。
レッツ流水麺
具と麺を分けてよそいたいけれど、メクラの老人対策で全部乗せの丼スタイル。
- 蕎麦はキッチンばさみで一玉を四つ割りに切る。それから流水でほぐしてザルにあげる。麺を切る理由は、老人が長い麺を啜れないから。息が続かないの。
- ミョウガ、キュウリを千切り。
- 山芋を薄い短冊に刻む。
- 丼に蕎麦をよそい、薄味に作った出汁を温めて注ぐ*1。
- 具を乗せる。温泉卵は縦半分に切り、塩鯖の焼いたのがあったからこれも乗せた。全体の塩加減がちょうど良くなった。
- いただきます。
スーパーの品揃え
おそらく食品売り場の責任者、担当者の大半は家事をしたことのない人達なのか。テレビで取り上げられた食材を夕食の支度時に間に合わせるよう店頭に並べる。日々の売り上げデータを解析して発注量と在庫を管理する。仕入れ値と売値、在庫の期限を調整する、きっと天候やらイベントやら、祝祭日の並びやら、数値化できるデータは全部解析し尽くしているんだろう。知らんけど。
まあそれでだいたい合ってるかも知れないが、難しいよね、人がその日に何を食べたくなるかを予測するなんて。朝起きて、ああ今日はアレが食べたいなと思う感覚は何が決め手なんだろう。もう今日は買って帰るんでいいか、と思うのも。
人工知能なんかに悟られてたまるか、という気もしている。
人に作ってもらうと美味しい
外を歩くと黒地に緑のロゴが目立つ四角い箱を背負った自転車乗りが走って行く。最近はシルバー地にオレンジのロゴのもけっこう見る。使ってみれば便利なんだろうと思うけれど、使わない。宅配は便利だけれど、知らない人を玄関先まで敢えて呼び寄せたくない。自炊に特段のこだわりがあるわけでもないけれど、食べたいものは食べたいときに食べたいように自分で作る。
しかしこの頃てんぷらが食べたい気持ちが募っている。揚げたてのを、カウンターで食べたい。Go toイート*2って何だっけ、とおもむろに検索してみる。