いらん情報
新型コロナウイルスを論題に、日曜討論に出演の加藤勝信厚生労働大臣が、しきりに咳払いをし、洟をすすり上げながらしゃべっている。洒落にならないんじゃないか。
感染者が沖縄で見つかった。北海道にも。都内に8名、神奈川では80代の女性が死亡。分かった。ダイヤモンドプリンセス号を閉鎖しても、感染経路は別にあるのね。女性の義理の息子って何故報道したの?タクシー運転手っていう職業も、伝えれば「タクシーに乗ると感染しうる」と流布することになるでしょ?そういうことなの?死亡者が出たって、それは「新型コロナウイルスに感染すると死ぬ」ことを知れってこと?言わないけど、細菌兵器だから用心しとけって?*1
知りたいのは
キャッチーだからという理由で「死人が出た」とか「命を守るためには」とか軽々に恐怖心をあおらないで欲しい。通常のインフルエンザだって、毎年死亡者は出ているのだ。
www.niid.go.jp私が知りたいと思うのは、
- 年齢層別による死亡者数。これを過去数年たどりたい。老人の致死率が特に高いのか?一般的なインフルエンザや感冒と同程度なのか?
- この特定ウイルスの特性。空気感染するのか、だとしたらどのくらい浮遊して生きているのか、とかね。
- 効果的な予防法。ウチは介護老人が居るから文字通り死活問題。お亡くなりになった方にはお気の毒に思うけれど、その方の個人的な物語には興味ないです。義理の息子とか。重要なのは、その人が接触感染だったか、飛沫感染だったか、ウイルスの旅の物語ですよ
- そして、罹ったときの対処法。ワクチンの開発状況も。ウチでは今のところ生姜とチキンスープを摂取しています。
ただ、インフルエンザの過去データを知ったところで新型コロナウイルスがどう振る舞うか予測は難しいと思う。株式市場とかと同じかな。過去の推移は参考になるかも知れないけれど、再現性は約束されていない。だからこそ正しく恐れて用心したいのだけれど。
お役立ち映画
先の見えないなかで右往左往しています~、といった報道や政府の発表を聞いていてもいらいらするばかり。こんな時は映画でサバイバル術でも復習するか!
「28日後」 パンデミック・エンタテイメント、と呼ぶのは不謹慎かしら。今回の騒ぎで先ず思い出したのだった。サバイバルに必要な医療知識の基礎がちりばめられている。人間の心の闇の恐ろしさも。
*1:あくまでも、例えばの質問です。