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後悔

母を「老健」というものに預けてきた。
ものすごく後悔したけれど、私もいろいろ限界だったので置いてきてしまった。でも連れ帰ってくるのが正しかったと思う。4日間のショートステイとはいえ、非道い。非道すぎる。

ベッドでは転げ落ちて骨折の恐れがあるから、畳に布団を依頼して置いたら「大丈夫ですよ、ちゃんと対応できます」という返事だったが、実際は破れ畳を継ぎはぎと床に並べた上に布団が敷いてあった。網走番外地以下だった。破れ畳に眼をつぶるとしてもそれが置いてある床の凄まじい汚なさ。泥、埃、何かわからないゴミなどが覆いつくす床。これは掃除しているのか?あまりのひどさに質問。その答えは「ええ、定期的にちゃんと回っていますから大丈夫ですよ」

こいつらの「大丈夫」はどういう意味なんだ?そこらへんを掃除して回っている職員に持っていたモップを借りようとしたら、トイレ用だが、と言われ断念。部屋に備え付けのペーパータオルを濡らしてごみを拭いとり、ふきとり、さらに乾拭きした。汗だくになった。それでも雑巾は無いかと再び別の職員に聞いたところ嫌な感じでモップを持ってきて私がふき清めた床の上をざっぱざっぱとなでつけて回った。なんだかわからない薬剤の泡が一面にじっとり残ったので、やはりそれをまたペーパータオルで水拭き、乾拭きしてやった。

トイレには徘徊老人たちが持ち去るから、と予備のトイレットペーパーは置いていなかった。予備は?と聞くと申し訳に一個、母の手が絶対に届かない、そしてメクラの母には絶対分かりそうもない壁の金具にその職員はトイレットペーパーをひっかけて去っていった。なんだそれ。

部屋が映画に出てくるようなちょー汚い独房風味であったことが大きい。職員の仕事ぶりも無論のこと人間相手とも思えず、動物園の職員のほうがよほど覚悟と愛情が勝っている。ああ、これはもう姥捨て山以下だ。

介護保険で提供するサービスは、これに限らずどれもこれもひどい。保険料はふんだくられているが、金輪際つかうものではない、私費であれこれ工夫するのが一番と思いを強くしたのだった。だいたい、介護保険サービスって家事一切やったこともないようなおっさんたちが作った制度だもんね。金の分配だけ見てこんないびつな無駄遣いシステムなんか作りやがって、くそぅ、税金返せ!