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生前退位

陛下はお疲れなのだ。お気持ちを述べられるビデオメッセージを観て思った。それはそうに違いない、とおいたわしく思う気持ちと、だってだって、陛下がそこにおられる限りは陛下とお呼びしたいだけなのに!と子が親に縋りつくような一方的な気持ちとがないまぜになって私の貧弱な脳細胞は飽和した。

庶民が引退したり、悠々自適の老後を迎えるようなお年頃に、なんと国の象徴に。皇位継承以来、どれほどのストレスを乗り越えて、しかし淡々と湖の水面もかくやと思わせる微笑をたたえてご公務の毎日を過ごされてきたことか。二十八年も!ああ、それはそう、辞めたいかも。

でも親が一生親でいるように、天皇陛下も命のかぎり天皇陛下じゃないか。公務が全うできないということは実際困ったこともあるけれど、陛下のなさりようの出来が悪いなどという輩は居ないでしょう。勤務評定なんて、庶民じゃあるまいし、不敬じゃないか。

これはね、皇室典範とか憲法とかそういうことじゃなくて、
そういうことじゃないのよ。