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着てはもらえぬセーターを

今年はバレンタインが日曜日で、気楽じゃわい、と思っていたら翌日の月曜に会社の男の子(既婚)がスコーンを焼いてきてくれた。以前おしゃべりしてて「焼くんです」って自慢してたっけ。いかにもぶきっちょにごつごつの手作り。「マーホントに焼くのね、えらいわね」と褒めてあげたけど気分は少し複雑。

まわりの人々と分け合って食べた。歯ごたえがあるボソッとした食感のスコーンをかみ締めながら、じんわり違和感の正体がわかった気がした。別に私だけのために焼いてきたわけでもなくていろんなお姐さんに配って歩いてるらしいから、手編みのセーターみたいな怨念が嫌って言うのは見当違い。嫌な感じがするのは、手作りって言う一点なんだ。嫌いな子じゃないんだけど、あの子の手がこね回した粉の塊を、焼いてあるとはいえ口に入れるこの感触。コレが嫌な感じなんだ。。。って食べちゃったけどさ。

手作りチョコってなんか嫌っていう男の子の気持ちが腑に落ちた感じ。何が入ってんだかわからない不気味さ。他人の体温が触れるような不快さ。

彼がまた来週、フルーツが苦手な私の為にホワイトチョコ入りのを焼いてくれるそうだ。もう、もういいよ、、、

3月15日のホワイトデー、おばさんはね、どうすりゃいいのか頭を抱えているのよ。