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ぶらぼーなおっちゃん

そらいろ一色に塗りつぶされた秋の空。休日の谷間に会社を休んでたら電話が掛かってきた。「メールを送った件だけど」、、、あのね、私は今日休んでいるってメッセージ出しといたでしょ。休んでる人がメールチェックする訳無いじゃん。ていうか土壇場でじたばたしてる君の自業自得だよ。これも前に連絡しといたけど、明日ニッポンはまるごとお休みだから。そこんとこよろしく。
で、美しい秋の空気のなかで金曜日のコンサートを反芻してるのだけど、どうしても気になるのが「ぶらぼーなおっちゃん」。クラシックコンサートって拍手をリードする人がいるでしょう、かならず。演奏が終わったその瞬間に、どうだ!といわんばかりにけたたましい拍手をするおっちゃん。下品だと思うんですけど、どうですか?あれが正しいんですか?デリケートに密やかに消えていく音の余韻に浸りたいそのときに、イヨッて感じの間合いで聞こえてくる拍手は耳障りなんですが。歌舞伎じゃないんだから。そう感じるのが問題ですか?
あと、「ぶらぼー」っていう掛け声も大抵板についてなくてかっこわるい。イタリア語が判ってるのならせめて「ブラーヴォ」って言え。あと、先週のウィーンフィルには女性奏者も居たから、彼女の演奏にケチをつける心算が無いのなら「ブラーヴィ」じゃないのか。
本当にぶらぼーな演奏だと思ったのか。なんか叫んでる自分に酔ってるんじゃないか。酔ってもいいんだけど、酔うなら音楽に酔え。ていうかもっと静かに酔え。
演奏は素晴らしかったですヨ。老練のオーケストラを率いてエネルギッシュな指揮。隣の人は心拍数が上がること数度、涙がぐっと溢れること数度であったと告白してました。音楽で生きてるって素晴らしいです。
おねだりな拍手が鳴り止まなくて、オーケストラの人たちはちょっと困った顔をしていた。マチネもあった日だから疲れてたのかしら。アンコールをこなし、満足したかね?って顔で退場していくピアノの人やオーケストラの面々をみていろいろ考えた。味わい尽くすというのなら、プログラムで決まった曲目に全力で集中して聴くのが本当ではないでしょうか。演奏する方だってその曲目に全力を注いでいるはずだし。アンコールをしつこく求めるのはなんだか卑しい感じがするのです。