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蝉はじめ2020

ちぃっす。ミンミンっす。えっと、あ、なんかニイニイか誰か、今朝、朝練してたって聞いて。んー、でもなんか秒速で終わったとかよく分かんなくて。朝7時前ってちょっとニイニイ、朝弱いんじゃなかったっけ。

まあ、例年だいたい今頃っていうスケジュール的には合ってると思うんすよ。ね、合ってますよね。今日とかもうほら、7月追い込みって感じだし、俺もそろそろいいかなって、さっきワンコーラス行ってみたんすよ。割と気持ちよく鳴らしたと思うんすよね。ただ、あの、やっぱその、なんか違うっていうか今日じゃなかったかも感っていうのがちょっとあって。それでその、あれで今日の所はやめちゃったんすよね。あれ、今って夕方じゃんって、俺ひとりっきりでなんで?ってなって。やっぱフライングだったかな。

それで聞いたんすけど、新型コロナっていうのアレじゃないすか。新型って、もう7月終わるんすよね。半年すぎたら、もう「新型」じゃなくないですか。あれでしょ、COVID-19って名前があるんすよね。ワクチンとか治療薬とかまだ見つかってないからすかね、「新型」って呼んでるの。

でも、それって「謎型」とか「稀型」とかじゃ駄目っすかね。あれっしょ、スマホとかクルマとか半年も過ぎたら「新型」って言います?どうなんすかね、俺、蝉だからよく知らないっすけど。

「新型」って呼んでるから、罹っても大したことない感があるって思いません?「難型」とか「苦型」とか。まあ、重症化するかどうかは人によるらしいってことなら「テッポウ型」とかすかね。河豚みたいなことで。

名前っていえば「ソーシャル・ディスタンス」っていうのも分かんないっすね。なんでカタカナっすかね。もとのエイゴも意味分からんすけど。感染予防で離れてろっていうなら、それ「防疫」っしょ。preventive measuresとかepidemic controlって感じ?いっそ「メディカル・ディスタンス」って言った方がまだ距離をとる目的がわかりやすいんと違いますか。WHOが使ってるからって、むりくり日本語でっていうかカタカナで同じ言葉使うことないんじゃない?「感染予防スペース」でもいい。俺、蝉だからあんま分かんないすけどね。

そういえば、ディスタンスって聞くと思い出す歌があるんすよ。生まれたばかりの蝉のくせに、えっらい懐メロっすけどね。

 

track #6 From a distance

 

なんかね、俯瞰してみると景色は変わるよっていうか、翻弄されてないで本質を見極めたいって。そういう歌。

ウィルスは変わらずそこにあって、誰がどこで何を言おうと都合良く蒸発してくれたりはしない。感染力も衰えていないし、ランダムに変異も起こる、劇症化のリスクも同じく消えてはいない。金か、命かって選ばないといけない気分にさせられてっけど、人類全員、等しく覚えておくべきは「防疫」一語じゃないすかね。

そうそう「不要不急」って言葉も、あれ、罪作りだと思ったすよ。でも、俺、蝉なんでそろそろ休まないと。なんせ寿命が7日しかないもんで*1。ほいじゃ、また。今日はこれで失礼するっす。

 

 

*1:諸説あります。種類もあるし。