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オーディブルがお年玉

オーディブルがお年玉

聴く読書、Amazon オーディブルがお年玉。いや、こどものお年玉じゃなくて、おとなだってお年玉が欲しいですという話だ。直哉に申し上げる。ここに紹介するオーディブル30日間無料体験に申し込んで、私にお年玉をくださいな。もう松は明けてるけれど、ほら小正月までは間があるし。

無料体験期間を含めて会員になると三つの特典が毎月付いてくる。毎月だ。

  1. 自由に選べるオーディオブック1冊(※追記1)
  2. 無料でもらえるボーナスタイトル1冊
  3. 聴き放題のポッドキャスト

 コインの付与は1月26日で終了し、1月27日以後は12万を越える作品が聴き放題というサービスへ移行する。聴き放題のラインアップは1月27日に公開される。

コインは付与後6ヶ月は使用できるそうなので、好みの作品が聴き放題になければ、その購入に充てることができる。

たとえば、今申し込んで 無料会員になり1コインを得る/27日以降に聴き放題以外のコンテンツをコインで購入/30日間の無料期間のうちに退会するかどうか決めるというのはどうだろう。

無料で試してみて気に入らなければ課金が始まる前に退会できるし、退会した後も購入したコンテンツは消滅することなく聴ける。

スマホタブレット、PCでも聴けるし再生速度は0.5から3.5倍速までスライダーで調整自由。スリープタイマーも装備している。そして1月27日以降ならオフラインに加えてストリーミング再生もできる。お徳しかない。*1

手前勝手を更に申し上げるなら、この無料体験に複数の方々がお申し込みくだされば、皆様には無料でオーディブルのお試しが、私めには晴れてアマゾン・アソシエイトになれるという願いが叶うわけです。最高のお年玉。

 

大人はみんな元こども

というわけで、このオーディブルで私が何を聴いているかと言うと、今は子供向けの本を英語版で聴いている*2。期待した以上にほっこりする。名優たちの朗読はすばらしい。良い声と絶妙な間(ま)に浸る至福のリラックスタイム。

新年のスタートに気も引き締まり、より一層の向上心全開で難しい本ばかり読み込んで居られるであろうハイブラウな皆様にも是非お勧めしたいこども向けの本。絵本ならばこどもと一緒に読んだり語り合ったりがなにより。けれどオーディブルの英語で聴く物語は元こどもだったおとなが聴いてこそ楽しめる時空を越えるラビリンスだ。

A Bear Called Paddington
A Bear Called Paddington

A Bear Called Paddington

Amazon

朗読は俳優のスティーブン・フライ。彼は他にイギリス版ハリー・ポッターシリーズのCDを朗読していることでも知られている*3

パディントンとプーさんとどっちがより正統なクマかっていう論争があるらしい。どっちもクマだし、何を以て正統とすればいいのか。私はプーさんのイラストが描いてあるマグカップを持っている。

パディントンは都会の絵の具に染まらない、木綿のハンカチーフっぽい正統感がある。ペルー移民でロンドン住まいである。

 

Beatrix Potter: The Complete Tales

ベアトリクス・ポターのピーターラビットはその挿絵こそを見て楽しいのであって、話は二の次という向きもありそうだが、なかなかどうして「ちびまるこちゃん」や「サザエさん」を彷彿とさせるご近所さんなどが次々と絡んできておもしろい。さまざまな読み手が英国式のホームドラマを演じる。

 

The Velveteen Rabbit

うさぎといえば此方のうさぎは私の血肉になっていて、折に触れて胸のおくからトントン踏みならす足音が聞こえるほど。子供の頃に読んだのは勿論日本語版だった。リチャード・アーミティッジの朗読でふつふつとその頃の記憶が蘇る。"What is real?" 『ほんとうのものって?』

あの翻訳をなさったのはどなただったか。一生こころに残る『ほんとうのもの』という言葉。

持っていた日本語版はこちら。絶版らしい。多分、いしい ももこさん訳。*4 

スザンナのお人形 ビロードうさぎ (岩波の子どもの本)

 

The Lemming Condition

英国ものばかりに肩入れせずに、アメリカの名作で締めてみようか。

日本語訳「レミング物語」も絶版後おそらく復刻されていない。残念なことだ。原作は子供向けの話だがおとなもレミングを考えた方がいい。とくにコロナ禍の時代に居るおとなたち。レミングとして流されるのか、レミングを考えて生きるのか。

俳優でもある著者アラン・アーキン自身が朗読している。

 

なんだかおばあちゃんの昔話集みたいなラインアップになってしまった。でも何れも時を超えた良書で心からおすすめ。[追記2]あと、このエントリは元々1月5日に投稿したもので主に冒頭部分を書き直した。私にお年玉を下さいって恥ずかしくて書けてなかった。恥じらう気持ちがまだあることを確認しながら書き直した。

どんどはれ。

 

*1:注意すべき点はiOSアプリの場合、本の購入はAudibleかAmazonのWebサイトへ移動が必要ということ。

*2:その以前にもっと深刻なのを聴いて没入が過ぎ、がっくり落ち込んだのはまた別の話。

*3:映画にもいろいろ出てる。結構好き。

*4:同じ翻訳版なのはおそらく童話館出版のビロードうさぎ